昨年は4月25日に満開を迎えていた奥墓の山桜。各地で例年より早く開花情報が聞かれる中、今年はきっと奥墓の桜も早いに違いない!と心積もりをしていたはずが、ようやく宣長さんに会いに行けたのは、夏を思わせる陽気に包まれた20日。4月も下旬となってしまいました。
心配していた通り、宣長の墓石の後に立つ山桜は花の盛りを過ぎ、小さな実をつけはじめていました。満開は、4月16〜18日頃だったでしょうか。周囲を見渡すと、桜以外の木々もすっかり新緑の頃…といった様子でしたが、鳥のさえずりや水音も聞こえ、奥墓は清んだ空気に包まれていました。
昨年はちょうど4月20日から、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため臨時休館となっていた記念館。来年こそは、気兼ねなく宣長さんに会いにきてください、山桜を見に来てくださいねと宣伝できる状況であるよう願っています
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