泰平の江戸時代、人々は旅に出ました。それは宣長も同じ。旅の目的はいろいろでも、まるで現地調査をするように古典にゆかりのある場所を訪ねたり、江戸に出かけたついでに富士山に登ってみたり、道中何人もの門人と面会したりと、さらに有意義な旅にするのが宣長流でした。旅の日記や小遣い帳、道端でちょっと書いたメモ、目的地での交流の記録などを紐解けば、そんな旅を追体験することができます。今も昔も私たちの心を豊かにする「旅」をヒントに、宣長の姿を見つめます。
【会 期】令和5年(202)3月7日(火)~6月4日(日)※休館日を除く
※ ゴールデンウイーク期間につき、5月1日(月)は開館いたします。
【展 示 総 数】 77種82点(うち国重要文化財33点・県有形文化財1点)
●展示説明会 3月18日(土)、5月20日(土) ※いずれも11:00より(要入館料)