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動画一覧

令和6年 秋の企画展 解説動画

[解説動画内容]

秋の企画展テーマ「もののあはれを知る ~宣長とひもとく『源氏物語』~」


江戸時代の学者が見いだした、至高の物語の真髄とは。
18世紀の日本を代表する古典研究家・本居宣長は、実は『源氏物語』の愛読者。
『源氏物語』を教訓的な作品として読むことを否定し、物語は物語として味わうという立場から、『源氏物語』の価値を再発見しました。
光源氏をはじめ、それぞれの登場人物が感情豊かに活躍するこの物語の本質を「もののあはれを知ること」だと考えたのです。
郷里松阪で40年にわたって『源氏物語』の講釈を行った宣長とともに、もののあはれの世界を覗いてみませんか。

令和6年 夏の企画展 解説動画

[解説動画内容]

夏の企画展テーマ「ふみの森 ~宣長の著作~」

▶  https://youtu.be/_qT4kq5q-P0(9分15秒)

「注釈作業には早くから取り掛かった方がいい。注釈をすることで物事への理解も深まる」
 自著『うひ山ぶみ』で、そのようにアドバイスする宣長の生涯は、本の執筆とともに歩んできたといっても過言ではありません。刊行されたものは50種類ですが、それ以外にも多くの著作が残っています。
 歌会仲間と歌集を読み、注釈を書く。詠んだ和歌がたまれば、歌集を作る。調べたり考えたりしたことはノートに書き残しているから、それを集めて随筆に。けれど、なんといっても一番は『古事記伝』。
 日本現存最古の歴史書『古事記』を解読するためには、調べることもたくさん。
 五十音に日本語文法、祝詞研究、根底にある考え方、『古事記』の正しい読み方など……調べて分かった内容は、『古事記伝』以外にもそれぞれの研究成果として執筆しました。
 有名な物からあまり知られていない物まで、宣長の著作を、テーマごとにご紹介します。
 何を考えて何を研究した人なのか、お分かりいただけるはずです。

令和6年 春の企画展 解説動画

[解説動画内容]

春の企画展テーマ 「宣長先生と大平さん」



▶ 
https://youtu.be/1gsE1uFwov0

宣長先生は、こうおっしゃられた――― 継承の人・大平

 昔宣長が大切にしたことは、とてもシンプルです。好きなことをするには、仕事や生活をおろそかにしてはいけない。物事の〈本と末〉-どれが重要で、どれはそれほど重要でないかを見極めること。これが、宣長の学問の要です。後に本居家二代目の当主となる稲掛大平は、13歳で宣長に弟子入りしました。宣長のもとで学びながら、旅に同行したり、各地の門人とのやりとりを仲介したりと、次第に手伝いもするようになりました。
舞台は18世紀の松阪。72年間の生涯を堅実に、そして勢力的に活動した宣長と、それを側で支えた大平の足跡をご紹介します。




令和5年 冬の企画展 解説動画

[解説動画内容]

冬の企画展テーマ 「ノートを書く人びと」



▶ 
https://www.youtube.com/watch?v=8c5PEwN4w7U(6分25秒)

なんでも書く、とりあえず書く

 昔の人は、よく書いた。何かを聞くと覚え書きし、後で困らないよう記録の類もきちんと残しました。宣長の時代は、いくら出版活動が盛んになってきたとはいえ、本は贅沢品。現存資料の中に写本が多いところを見るに、まだまだ、本は借りて写すという感覚は根強かったようです。
 当館の宣長関係資料には、多くのノート類が遺されています。日記や本業医者の記録。本からの抜き書きを綴った読書ノート。一定のテーマを決めて作成された情報収集ノート。そして集められた情報は管理思考され、宣長のノートは進化していきます。もちろん、書く空間にだってこだわりがあります。
 そんな宣長を中心に他の人々のノートも観察しながら、≪書く≫ということを考えてみましょう。その膨大な情報に、圧倒されるはずです。



令和5年 秋の企画展 解説動画

[解説動画内容]

秋の企画展テーマ 「宣長を取り巻く女性たち」

▶ https://youtu.be/bXeA2ByG1fg(8分29秒)

  ひそやかな、女性たちの活躍

 商人に向かない宣長を医者の道へ導き、京都での修学を援助した母お勝。書簡や日記に時折存在感を見せる妻お勝。妹たち。3人の娘。宣長の門人は圧倒的に男性の割合が高く、多くの女性門人を擁した師賀茂真淵とは対照的でした。しかしそんな中にも、山鹿(熊本)から父母に連れられてやってきた帆足京や、宣長との論争を繰り広げた伊勢の荒木田麗女、宣長の『源氏物語』講釈を聴講した紀州藩の清信院と備姫など、個性あふれる人々が大勢います。宣長の人生の岐路で、重要な役割を果たしてきた女性たちとの関わりを見つめる展示です。

令和5年 夏の企画展 解説動画

[解説動画内容]

夏の企画展テーマ 「宣長の目―『玉勝間』の世界」

▶ https://youtu.be/V4n1Gd2Ja64(8分32秒)

 宣長は、考え続けた人です。目で見て、耳で聞き、本を開く――
そうした日々の体験を種に、宣長は思考をめぐらせ、ノートに書き残しました。 次々に記し、たくさん溜まった言葉たち。そんな宣長の言葉を編集したのが随筆『玉勝間(たまがつま)』です。

    言草の すゞろにたまる 玉がつま つみてこゝろを 野べのすさびに

   (言葉が思いがけなくたまったので、美しい篭に摘もう。そうすれば、
    自分の心を伝えることが出来るし、よい気分転換にもなるだろう)

 全14巻(目録別)の大ボリュームで、1005にもわたる項目には、本からの抜き書き、言語研究から友人たちとの雑談の内容まで、宣長が興味関心を持ったものを多岐にわたって収録しています。混沌とした『玉勝間』を覗いてみましょう。宣長の意見に耳を傾ければ、教科書にのっていない、等身大の本居宣長が見えてくるかもしれません。

令和5年 春の企画展 解説動画

[解説動画内容]

春の企画展テーマ「旅する宣長」

▶ https://youtu.be/7TrF-7HPTgU(6分29秒)

 太平の江戸時代、人々は旅に出ました。それは宣長も同じ。旅の目的はいろいろでも、まるで現地調査をするように古典にゆかりのある場所を訪ねたり、江戸に出かけたついでに富士山に登ってみたり、道中何人もの門人と面会したりと、さらに有意義な旅にするのが宣長流でした。旅の日記や小遣い長、道端でちょっと書いたメモ、目的地での交流の記録など紐解けば、そんな旅を追体験することができます。
 今も昔も私たちの心を豊かにする「旅」をヒントに、宣長の姿を見つめます。

令和4年 冬の企画展 解説動画


[解説動画内容]

冬の企画展テーマ 「宣長と春庭」

▶ https://youtu.be/cdkNfSL-XbE(9分1秒)

 国学者・本居宣長の息子として誕生した春庭は、宣長に教育を施され、偉大な研究者の後継として周囲の期待を集めながらも、29歳のときに眼病を患い、32歳で失明します。父の指導のもと、書写を楽しむ若き日々。病を患ってからの辛く苦しい眼病治療。父宣長の心痛と失明。そして、宣長亡き後の言語学者としての開花。今もなお、学生たちが学ぶ「動詞の活用形」という研究は、春庭の緻密で実証的な学問と、周囲の支えで成り立っていったのです。
 諦めなかった父と子、それを支えた人々が歩んだ≪八衢(やちまた)≫な道をご紹介する企画展です。

令和4年 秋の企画展 解説動画

[解説動画内容]

秋の企画展テーマ 「ディスカバー・宣長」

▶ https://youtu.be/GjlELCZDVJk(6分59秒)

  宣長、みつけた


 大正11年(1922)に本居宣長旧宅・同宅跡が史跡に指定されてから、今年で100年。松阪で大切にされてきた本居宣長は、松阪にいたからこそ、歴史の教科書に載るような偉人となったのだということをご存じでしょうか。豊かな商家の主人が暮らし、各所で開かれる文化サロン。そこで交わされる、和歌や熱心な質疑応答。商人としての生活は上手くいきませんでしたが、その土壌が宣長を育てました。
 そんな松阪で、今一度、宣長を発見しましょう。
 少年時代から通ったお寺、宣長の鈴、松阪へやって来た得がたい人々。江戸時代から現代までの松阪と宣長の関わりを、数々の史料から見つめ直します。

令和4年 夏の企画展 解説動画

[解説動画内容]

夏の企画展テーマ 「うひ山ぶみ 宣長の方法」

▶ https://youtu.be/2wYMzWuVrsQ(7分17秒)

 学び方は教える人、学ぶ人によって様々だ。そんな中で、学問を通り一遍の方法で教えてよいものかどうか。他人が押しつけることは出来ないのだから、自ら考え、選び取っていくしかないのだ。


 宣長は、学問入門書『うひ山ぶみ』の中で、そう言います。重要なのは、「自分で考える」こと。
 本を読みたいなら、仕事を怠けるな。高い目標を立てて学問に励め。重要なのは継続だ。才能は関係ない。遅かったとか忙しいとかいう理由で、諦めてはいけない。500年、1000年後でも、自分の考えが認められるまで待てばよい。思っていることを言わないのは不誠実だ。悪く言いたい者には言わせておけ
。  宣長の言葉はごく普通の内容ばかりですが、体験に裏付けられたそれは、200年以上経過した現在でも、私たちの心に響きます。そんな声に耳を傾け、宣長の方法や考え方を探っていただきましょう。
≪本居宣長≫という、広大な「山」に「踏み」入る企画展です。

令和4年 春の企画展 解説動画

[解説動画内容]

春の企画展テーマ「和歌を楽しむ」

▶ https://youtu.be/ZX0odisx_4g(9分54秒)

 人生最高のたのしみ


 僕が和歌を好むのは生まれつきで、クセみたいなものだ。君が僕の和歌好きを非難するのは、その楽しみを知らないからだ―
 学生時代、京都で学ぶ本居宣長(1730-1801)は、友人にそう言いました。和歌は、宣長学の出発点。けれど、そんな理屈を抜きにして、宣長は和歌が大好きでした。
 心を裂かれる別離、嬉しい祝いの席、人を恋しく想うとき…想いが溢れるときに生まれる和歌。けれど、そんな大層なことばかりではない。人々と集まる楽しみ。昔の歌集からアンソロジーを編さんする楽しみ。
 「歌を詠む一番の意味は、心を静めることにある」と言った宣長。学問に生きた本居宣長がほっと一息ついて歌を詠む、そんな空間を味わっていただきます。

令和3年 冬の企画展 解説動画

[解説動画内容]

冬の企画展テーマ 「心力をつくして 古事記伝への道」

▶ https://youtu.be/Afhj10m1b6A(11分42秒)

 自分は壮年のころから数十年もの間、心力をつくして『古事記伝』四十四巻を書き、古学の手引きとした―

 宣長は、晩年に執筆した学問入門書『うひ山ぶみ』の中で、そのように語ります。
 二十代で『古事記』の本を手に取り、古典研究の先達・賀茂真淵先生に古典研究を学び、「古事記解読」というバトンを受け取りました。
 宣長の時代より約千年前に編纂された『古事記』は、当時どのように受け止められていたのか。『古事記』の解読・注釈作業とはどんなものだったのか。
 研究を続けて35年。「心力をつくして」続けたと宣長が胸を張る『古事記伝』の世界をご案内します。

令和3年 秋の企画展 解説動画


[解説動画内容]

秋の特別展テーマ 「伊勢人宣長」


▶ 前編 https://youtu.be/j1jH6sjFcO4(6分04秒)
▶ 後編 https://youtu.be/GqjTf6hqqSE(5分08秒)


 江戸時代、「伊勢に行きたい、伊勢路が見たい、せめて一生に一度でも」と全国から参宮客が集まった伊勢国。参宮街道の町・松阪に住む宣長は、参宮客から多くのモノや情報を得ました。宣長を語るうえで切っても切れないご当地・伊勢国という場所の力を活気ある参宮の様子や伊勢人との交流を宣長が晩年に書いた「伊勢国」という文章とともにご紹介します。

令和3年 夏の企画展 解説動画

[解説動画内容]

夏の企画展テーマ「もののあはれ ~宣長と源氏物語~」

▶ https://youtu.be/eZK453t53hY(4 分16 秒)

やまともろこし、いにしへ今ゆくさきにも、たぐふべきふみはあらじとぞおぼゆる

(日本、世界、昔から現在にいたるまで、おそらくこの先も、この物語と並ぶような作品は出てこないだろう)

 「最高の日本文章は源氏だ」と明言した若いころから、注釈書『源氏物語玉の小櫛』を書き上げた晩年まで、宣長の『源氏物語』に対する評価は、生涯揺らぐことはありませんでした。そんな源氏大好き人間・宣長が選んだ「物のあはれをしる 世界をご案内します。

令和3年 春の企画展 解説動画   クラウドファンディング端原氏城下絵図分譲地完売御礼動画

[解説動画内容]

春の企画展テーマ「出会うよろこび」
 ー出会いが人生をかえる 令和3年3月9日(火)~6月6日(日)

▶春の企画展 1  https://youtu.be/u00gy8p1DQA(4分51秒)

  宣長が会えてうれしかった!
  宣長に会えてよかった!
  宣長に会いたかった
  宣長を中心にめぐる、そんな多くの人々のドラマを紹介します。

令和2年 春の企画展 解説動画

[解説動画内容]

春の企画展テーマ 「古事記と日本書紀―注釈ってなぁに?―」

▶ 春の企画展 1  https://youtu.be/6spc6u6pebE(9分39秒)

  宣長が影響を受けた三人の先生たちとの出合いを、「松坂の一夜」を中心に解説します。

▶ 春の企画展 2  https://youtu.be/rEjkJkOOX5E(7分58秒)

  宣長が『古事記伝』を執筆する上で協力してもらった人々との「知のネットワーク」を紹介します。

▶ 春の企画展 3  https://youtu.be/GRnrffsVU3U(6分30秒)

  宣長が『古事記伝』完成の喜びを友人荒木田久老(アラキダヒサオユ)に宛てた書簡を紹介します。完成の喜びが伝わってきます。
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