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 梅雨の準備  誕生  松坂の一夜

◇ 梅雨の準備  

 雨が多いと傘の修理も必要だ寛政6年5月4日には、17匁5分を唐傘屋に、同9年5月19日に、19匁6分を唐傘張り替えで出費。同12年5月30日にも3匁を唐傘代として出している。


◇ 誕生 

 享保15年(1730)5月7日(陽暦6月21日)深夜、宣長、伊勢国飯高郡松坂(三重県松阪市)に生まれる。もう梅雨に入っていたか。父は同町本町の木綿商小津三四右衛門定利、母は村田孫兵衛豊商の娘、お勝。幼名は冨之助。宣長は、父定利が大和国吉野水分神社に祈誓して生まれた子であると言うことを終生信じた。


◇ 松坂の一夜 

 宝暦13年(34歳)5月25日、嶺松院会。松坂の旅宿新上屋にて始めて賀茂真淵に対面する。世に言う「松坂の一夜」。「又一夜やどり給へるを、うかがひまちて、いといと嬉しく、急ぎ宿りに詣でて、初めて見え奉りたりき」と『玉勝間』にある。『日記』には、「廿五日、曇天○嶺松院会也○岡部衛士当所一宿
【新上屋】、始対面」(宣長全集・16_202)とある。

>> 「松阪の一夜」


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◇  ◇ 端午 ◇ 鯉のぼり?
◇ 梅雨の準備 ◇ 誕生 ◇ 松坂の一夜
◇ 5月の宣長 ◇ 医者の不養生  


毎月の宣長さん
五月の宣長