「個」としての自分を強く意識していたせいか、宣長は自分の好みがはっきりとしていた。 例えば、装丁や色紙、短冊にまで好みがあった。 鈴屋衣というオリジナルの着物を着用したこともよく知られている。 「宣長さんはおしゃれだった」という指摘もあるが、これは「見られる自分」という意識と共に、宣長を考える上で、重要な問題だ。 > >「本居宣長四十四歳自画自賛像」 > >「本居宣長六十一歳自画自賛像」 > >「櫛を集める宣長」 > >「鈴屋衣」 > >「書斎の鏡」
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