「意須比」は飯高に係る枕詞。 『古事記伝』巻11に淤須比遠母は意須比と通うとして、「倭姫命世記に、意須比飯高国とあるは、食器に物を盛を、余曽布とも意曽布とも云、その言にて、意曽比たる飯高しと云意の、枕詞なれば、此とは異なり、されど事の意は、本は一ツにおつめり、此ノ意須比を儀式帳には、忍とあるは、比ノ字の後に脱たるなるべし、強てよまば、忍ノ一字をもオスヒと訓べし」 と記す。 >>「長い署名」
「倭姫命世記に、意須比飯高国とあるは、食器に物を盛を、余曽布とも意曽布とも云、その言にて、意曽比たる飯高しと云意の、枕詞なれば、此とは異なり、されど事の意は、本は一ツにおつめり、此ノ意須比を儀式帳には、忍とあるは、比ノ字の後に脱たるなるべし、強てよまば、忍ノ一字をもオスヒと訓べし」
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