5代目の本居清造翁が、押入の襖にはもと淡彩 の山水を描いていたが破損したため、門人の短冊に張り替えた、と書いている(『校訂古事記伝』巻7)。 中は上下2段に分れる。何を入れていたかわからないが、恐らく、拝領したものや、本箱、軸類が入っていたのだろう。また『本居宣長随筆』のようなノート、書簡、また大事な鈴なども入っていたはずだ。 >>「押入の中」
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