美濃路起宿。ここにある本陣11代主人が、門人・加藤磯足である。宣長もここに一宿した。つまり、宣長さんも本陣に泊まったのだ。磯足は最初、田中道麿門人。師の没後、宣長門人となった。 起字堤町にある神明社境内には宣長の歌碑がある。 歌は、 「旅衣 きその川辺に 宿りして すずしき瀬々の 月をみるかな 宣長」 寛政5年、京都から名古屋に行く途中、磯足の家に泊まり、そこで詠んだ歌である。『結び捨てたる枕の草葉』に出る。 > >「加藤磯足」
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