19歳の時、宣長は浄土宗の総本山・知恩院に参詣。御座敷を拝見し、通誉(ツウヨ)上人御塔前に参詣している。また、この時、大僧正より十念を授る。通誉上人(1647〜1716)は、樹敬寺23世・超誉祖山上人の直弟子。知恩院44世となる。本居家過去帳の「南無阿弥陀仏」と言う字は通誉上人の筆であるから、懐かしく墓参したのだろう。
「知恩院三門」
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