賀茂真淵の旧居「県居」は江戸日本橋浜町山伏井戸にあった。今の東京都中央区日本橋浜町である。現在は、約100m南西、東京トヨペットの壁面に表示板が出ている。 真淵がここに移り住んだのは、明和元年(1764)であった。多くの伊勢商人がいた大伝馬町からは徒歩で10数分の近さである。そのこともあって、宣長は大伝馬町で働く実弟・村田親次に、師への手紙や礼金を託している。 佐佐木信綱「県居の九月十三夜」の舞台でもある。
県居跡
県居跡解説板
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(C) 本居宣長記念館