もっと詳しく調べる方に


 ここでは、特定の項目や、より専門的な事項の調べ方をご案内します。中には高価な本や、入手困難な本もあります。図書館などでご覧下さい。

宣長について知りたいことがある 本居宣長記念館の収蔵品を知りたい
宣長の著作を見たい 宣長関係史跡について
宣長の詳しい年譜が見たい 東京大学本居文庫の収蔵品を知りたい
「松阪の一夜」の全文が読みたい カリフォルニア大学バークレー校にある本居家資料を知りたい
宣長当時の松阪の様子を知りたい 宣長はどのように読まれてきたのか
伊勢商人について知りたい 宣長の門人について知りたい
松阪にある宣長ゆかりの寺院・神社について 大平の門人が知りたい
「しきしまの」という歌があったけどその意味を知りたい 本居春庭について知りたい
宣長の詠んだ歌を知りたい 本居春庭の門人が知りたい
松阪の文化史を知りたい  

◆宣長について知りたいことがある
「ようこそ宣長ワールドへ」の索引
※宣長に関する疑問解決に便利。たとえば「松阪の一夜」とか、「しきしまの」の歌など関連項目も豊富に載せてあります。また「マツサカ」か「マツザカ」と言う疑問にもお答えします。 >> 索引へ  

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◆宣長の著作を見たい
『本居宣長全集』筑摩書房・全23巻。昭和43年~平成5年。
※『宇比山踏』、『玉勝間』から『古事記伝』等全著作はもとより、日記、備忘、書簡、来簡まで確認出来る資料全部を網羅。詳しい解題が付される。

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◆宣長の詳しい年譜が見たい
  • 「本居宣長年譜」岩田隆編(『本居宣長全集』別巻3)。
  • 「本居宣長年譜(HP版)」※現在公開は宝暦13年(1763)まで。年月日のわかる宣長資料全部を載せる。 >> 年譜へ
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◆「松阪の一夜」の全文が読みたい
「ようこそ宣長ワールドへ」をご覧下さい。  >> 「松阪の一夜」へ  

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◆宣長当時の松阪の様子を知りたい
『松阪市史』9巻・史料篇・地誌2。勁草書房・昭和56年2月刊。
※町の沿革や当時の風習、名家の家系まで記述した久世兼由の『松坂権輿雑集』(宝暦2年序)や、当時の風俗流行を集めた森壺仙の『宝暦咄し』、現存最古の松阪地誌である本居宣長の『松坂勝覧』等を収載する。また同市史には「文学」、「近世(1)政治」、「近世(2)経済」の巻がある。  

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◆伊勢商人について知りたい
 関係文献はたくさんあるがここでは宣長と関わりの深い松阪の豪商の家史や、未刊行文献を紹介する。
  1. 1、『江戸商業と伊勢店-木綿問屋長谷川家の経営を中心として-』北島正元編著。
    吉川弘文館。昭和37年4月。※松阪魚町長谷川治郎兵衛家。
  2. 2、『小津三百三十年のあゆみ』全3冊。小津三百三十年史編纂委員会編。株式会社小津商店。昭和58年11月。※松阪本町小津清左衛門家。
  3. 3、『三井文庫における勢州三井松坂店史料集成』全3冊。小川恒太郎著。※稿本。第3冊目は解題と解説。宣長の生誕の地はその後、三井家の所有となった。  

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◆松阪にある宣長ゆかりの寺院・神社について
  1. 1、『樹敬寺誌』山下法亮著。樹敬寺。昭和35年11月。
     ※宣長の菩提寺。歌会会場となった嶺松院や、交友のあった法誉上人に関する記載もある。
  2. 2、『宣長少年と樹敬寺』山下法亮著。樹敬寺。昭和44年9月。平成9年4月復刻。
     ※宣長の少年期を詳しく記す。特に一族の事跡、戒名、生没年は、『家のむかし物語』以後の分も記載され便利。
  3. 3、『重要文化財来迎寺本堂』来迎寺。平成4年5月。
      ※塔頭覚性院の戒言は友人。宣長もしばしば遊んだ。次女美濃の墓もある。
  4. 4、『三井の縁故社寺』鬼沢正著。経済界。平成7年9月。
     ※三井高蔭と宣長についての記載有り。また三井家菩提寺来迎寺や、御厨神社などについても記す。
 

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◆「しきしまの」という歌があったけどその意味を知りたい
「ようこそ宣長ワールドへ」をご覧下さい。 >> 「敷島の歌」その後へ  

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◆宣長の詠んだ歌を知りたい
『本居宣長全集』第15巻。
※家集『鈴屋集』と、編年体の歌集『石上稿』を載せる。初句、書名・人名等の索引が付く。  

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◆松阪の文化史を知りたい
  1. 『松阪文藝史』桜井祐吉編・比左古文庫蔵版・(再刊)・昭和49年6月再刊(夕刊三重新聞社)。
    ※著者は、俳人、また収集家。松阪文化史の先駆的業績。索引付。同じ著者で、「松阪三百年文学史」という小冊がある。本書に添えられた三村清三郎「松阪三百年文学史を読む」は「ようこそ宣長ワールドへ」に全文載せてあるのでぜひご覧下さい。
    >> 「松阪三百年文学史を読む」

  2. 『松阪の文学資料選集』全5巻。出丸恒雄編・孔版・昭和39~44年刊。
    ※各書から資料を集める。中には散逸した資料も多く載せて貴重。索引付。
  3. 『三重県文化史キーワード年表』田畑美穂編著。伊勢國・松阪十楽。平成10年11 月。
    ※田畑氏の「三重の文化的土壌」(『三重県教育史』第1巻所収)は、三重県文化史として画期的な論文。本書はその年表版。巻末には「三重の文化的土壌」も載せる。

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◆本居宣長記念館の収蔵品を知りたい

☆収蔵品の概要
  • 『本居家寄贈品目録』※昭和45年11月に寄贈された資料の名称と員数を載せる。
  • 『本居家新規寄贈品目録』※昭和54年に、本居彌生氏・本居若葉氏から寄贈された資料の名称と員数を載せる。
  • 『新規寄贈品目録 第二集』※昭和58年までの本居家以外からの寄贈品を載せる。
☆収蔵品のデータ
  • 『本居宣長記念館 善本目録』北岡四良・岡本勝・間宮忠夫編。昭和48年3月。※宣長稿本や手沢本1098点を載せる。
  • 『本居宣長記念館 蔵書目録3』北岡四良・岡本勝編。昭和52年3月。※『重要文化財 本居宣長稿本類目録』、『本居宣長記念館 善本目録』に記載のない収蔵蔵書1500余冊を載せる。
  • 『本居宣長記念館 蔵書目録4』鈴木勝忠・岡本勝編。昭和53年3月。※春庭詠草と本居家来簡類の翻字を載せる。
  • 『本居宣長記念館 蔵書目録5』鈴木勝忠・岡本勝編。昭和54年3月。※上記目録未記載資料600点を載せる。
  • 『本居宣長記念館収蔵品目録 第一輯 文書篇』昭和60年3月。※文書を載せる。上記目録とも重複する。
  • 『本居宣長記念館収蔵品目録 第二輯 器物篇』昭和61年3月。※宣長の遺品や鈴など器物全品を載せる。
  • 『本居宣長記念館収蔵品目録 第三輯 短冊篇其一』昭和62年3月。※昭和45年寄贈の、主に宣長、大平、春庭などの門人短冊を載せる。
  • 『本居宣長記念館収蔵品目録 第四輯 短冊篇其二』平成2年3月。※昭和54年寄贈品を中心に、宣長や一族の短冊を載せる。
  • 『重要文化財 本居宣長稿本類目録』文化財保護委員会。昭和43年5月。
  • 『重要文化財 本居宣長著述関係資料追加指定目録』文化庁文化財保護部美術工芸課。昭和54年3月。
  • 『重要文化財 本居宣長稿本類並関係資料追加指定目録』本居宣長記念館。平成13年3月。※指定は同年6月。同月、過去の指定名称も記した目録を文化庁が作成した。
     

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◆宣長関係史跡について
『2001年宣長探し』三重県松阪地方県民局。平成13年3月。
※21世紀に宣長をよみがえらせる電子データの会が、「ようこそ宣長ワールドへ」制作のために行った全国調査の報告書。  

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◆東京大学本居文庫の収蔵品を知りたい
『東京大学国文学研究室所蔵本居文庫目録』東京大学国文学研究室編。雄松堂出版。
※同社から刊行されたマイクロフィルムの目録として使用された。宣長資料は、伝来により春庭家と大平家に大別される。両家の特色は、春庭の所には宣長旧蔵書、稿本、遺品などが伝わり、大平家には大平、内遠、豊穎とその門人資料、また宣長自筆資料の一部が伝わった。その大平家資料は、その後、南葵文庫から三井文庫を経て、今は東京大学文学部本居文庫、またカリフォルニア大学バークレー校に分蔵される。  

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◆カリフォルニア大学バークレー校にある本居家資料を知りたい
『加州大学バークレー校所蔵三井文庫旧蔵江戸版本目録』(書誌書目シリーズ29)岡雅彦他編。ゆまに書房。平成2年。  

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◆宣長はどのように読まれてきたのか
「宣長観の変遷」1~17。大久保正編。(『本居宣長全集』筑摩書房月報連載)  

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◆宣長の門人について知りたい
『本居宣長と鈴屋社中-『授業門人姓名録』の総合的研究-』鈴木淳・岡中正行・中村一基編著・錦正社・昭和59年12月。  

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◆大平の門人が知りたい
『三重県史』資料編・近世5。三重県。平成6年3月。※東京大学本居文庫所蔵「藤垣内門人姓名録」。  

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◆本居春庭について知りたい
  1. 『やちまた』上・下。足立巻一著。河出書房新社。昭和49年10月。
    ※春庭との出会いから、その生涯を解明する過程を自らの半生に重ね合わせて描く・評伝文学の傑作として評価が高い。再版も出て、また朝日文庫にもなったが、初版には写真が付き貴重。春庭だけでなくその周辺の人々、また研究者や郷土史家にまで筆は及ぶ。
  2. 『本居春庭』山田勘蔵著。本居宣長記念館。昭和58年7月。
    ※著者は、本居記念館初代館長。戦前には『本居宣長翁全伝』(四海書房・昭和13年6月)の著もある。本書は、記念館開館にあたって本居家資料を調査した成果をふまえ、春庭の生涯とその家族を記述する。  

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◆本居春庭の門人が知りたい
『本居全集』首巻。本居清造校訂。吉川弘文館。昭和13年5月。  

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