第33回 鈴屋学会大会

◆ 公開講演会

『源氏物語』、その一つの読みかた ―紫上をめぐって―

  講師:林 望(作家・国文学者)
  日時:4月16日(土)14:00
  会場:松阪市産業振興センター   松阪市本町2176 TEL.0598-53-4487
  ※聴講無料
  ※公開講演会の参加人数は190名

【内容】
 『源氏物語』という巨大で複雑な物語には、いろいろな読み方があるのは当然であるが、今回は特にもっとも重要な登場人物である紫上をめぐって、どのように作者がこの人の人生を造型し、そしてそれによって、なにを表現したかったのかを、私なりに考えてみたい。あわせて、『謹訳源氏物語』の訳述についての諸問題等にもふれながら、幾つかの名場面の朗読などもお聞きいただきながら、お話したい。


林 望み【講師:林望先生】
 昭和24年(1949)東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了。1984年から1987年まで、ケンブリッジ大学・オックスフォード大学双方で研究のため、ケンブリッジ大学客員教授としてイギリスに滞在。その後、東京藝術大学助教授となったが、より自由な創作活動をめざして同大学を退学。イギリス滞在中の体験から『イギリスはおいしい』(日本エッセイストクラブ賞受賞)など、エッセイ・小説、著書多数。また、日本文学を読みやすく解説したものも執筆し、近年、『謹訳 源氏物語』全10巻(祥伝社)を執筆。2013年に毎日出版文化賞特別賞を受賞した。


◆ 研究発表会    

  日時:4月17日(日)10:00より(9:30受付開始)
  会場:本居宣長記念館2階講座室
  資料代 500円

鈴屋学会33回

 午前の部 10:00 〜
  ○「正親町公通の古今伝授批判」 
愛知県立五条高等学校  夏山 皓大
  ○「上田秋成最晩年の文人意識の意味
            ―秋成肖像の楽器「トンコリ」―」
                  
千里金蘭大学名誉教授  原  雅子
  ○「『古事記伝』の方法について再考する ―宣長の「経学」―」
                        
國學院大學  森  瑞枝

 午後の部 13 : 00〜
  ○「『江戸時代における字音仮名遣いの整備について
                ─豪韻唇音声母字の場合─」
                     
     神戸大学  石山 裕慈
  ○「古事記本編冒頭一字の訓義―」
                         
東海大学  志水 義夫
  ○「本居宣長と類題歌集」
                         
相愛大学  千葉 真也


◆主催:鈴屋学会  ◆共催:本居宣長記念館  ◆後援:松阪市教育委員会


お問い合わせ 本居宣長記念館 鈴屋学会事務局(0598-21-0312)


◇ 鈴屋学会のご紹介
 鈴屋学会は、本居宣長とその周辺及び国学研究の進展と研究者相互の連絡をはかることを目的に、昭和59年12月に発足しました。現在の会員数は203名。代表委員は熨q一紀皇學館大学教授です。本居宣長記念館に事務局を置き、毎年4月に鈴屋学会大会を開催するほか、宣長十講を本居宣長記念館と共催し、また『鈴屋学会報』(年1回)を刊行しています。

 

2016.4.20