宣長の年賀状

 そろそろ年賀状の準備をと言う季節になりました。
 「サライ」22号(2003年11月20日号・小学館)に、 宣長最晩年の年賀状が紹介されました。(P128)
滞在先の和歌山から、松坂の留守宅に送った一通です。
こんな一節があります。

「お伊豆無事に成人いたし、折々、二三尺づつ歩き候由、その後定めて段々成長可致と存候、早く帰り候て見申度候」
(お伊豆が無事に成長し、このごろは60センチから90センチくらい歩くと聞いたが、その後もぐんぐん大きくなっているだろうね。早く帰って見たいものだ)

 内孫の伊豆がかわいくて仕方ない家庭人としての姿、そして強い望郷の思いが伝わってくる手紙です。
 この書簡は、本居宣長記念館の冬の企画展「母と子・父と子」でも展示いたします。