今年の宣長まつりでは、「国学の道」を開催します。
これは市内を散策するイベントです。
少し前から、何人かの方から、観光客にも「宣長の町 松阪」を味わってもらえるコースを選定したらという提案がありました。
それとは別に、2月11日付「中日新聞」の「日月往来」では、
松阪支局長上田寿行さんからより踏み込んだご意見が述べられました。
また3月25日開催された
「松阪まちなか再生プラン」の市議会全員協議会でも、
山本芳敬議員から
「いろんな(歴史の)“物語”があると思うが、全国に発信するならインパクトのある“物語”が必要。京都に哲学の道があるが、国学の道はどうか」
と言う提案がありました。(「夕刊三重」2010年3月26日)
そこで策定したのが、今回ご案内する「国学の道」です。
このコースは、ただ観光スポットを回るだけでなく、市民も散歩の時に、今日は「国学の道」で歩いてみるかと、使っていただく目的で選びました。
宣長先生の四五百森行きという逸話はおそらく伝説でしょうが、
もの難しき折々、先生が鈴を鳴らして気分転換したように
ぜひ歩いてみてください。
こんなものがあったのかとか、
このアングルで見るとまた違うね、
など町を再発見し、
できれば歌の一首、また俳句が作れたら素晴らしいですね。
所要時間は約一時間。
まず神々の森。次は閑静な武家の町。そして活気あふれる商人の町という三つのエリアを回ります。
出発は、松阪城跡「本居宣長旧宅」(鈴屋)前。
四五百森から殿町、新町、日野町、魚町を経てまた城跡に戻ります。
コースの詳細や、見どころは4月4日に発表します。
◇ 集合場所 本居宣長旧宅前(松阪城址公園)
◇ 出発時間 午後3時
◇ 申し込みはいりません。
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