宣長十講のお知らせ
第10講と終了式を開催します

 昨年5月に開講しました「平成16年度宣長十講・安永年間の宣長」
(本居宣長記念館・鈴屋学会共催)も、好評のうちに明後日最終日を迎えます。
 第10講は、 山下久夫・金沢学院大学教授
    「安永年間の宣長−その思想と時代思潮−」
です。
 会場、松阪市松阪公民館 3階。
 日時、平成17年3月19日(土)2時〜3時。

 今年一年間、宣長の40代のさまざまな面を見てきました。
 44歳の自画自賛像を描いた頃からの宣長は確かに変わりました。
 徐々に諸国からの来訪者も増え、宣長の側でも「門人録」の整備と
「質疑応答」という学習スタイルが確立するなど、受け入れ態勢が整いました。
 また、朝鮮を含むアジア外交史でも一見識を示し、国学者としての態度が鮮明になります。
 一方では、桜への思いは募り、それはやがて美意識から思想にまで発展していく。
 家庭においては成長する長男春庭への教育という問題が浮上。先月、上杉氏の講演で「地図を写す」という斬新な視点から教育パパとしての一面と親子の資質の違いにまで触れていただきました。
 今回はそのようにして確立する宣長思想を、時代思潮の中において見るとどのように評価できるのか、また問題点はないのかを検証してもらいます。

 講演終了後に、「十講終了式」を行います。
 そこでは全講出席者24名(予定)に修了証授与式も行います。
 予定者の中には、名古屋市、鳥羽市、四日市市、津市各1名、鈴鹿市2名がお見えになります。
 今年の申込者数は、160名(内、県外11名)です。

 なお来年度の「平成17年度宣長十講」は、「天明年間の宣長」で、
5月21日から開講いたします。
 申し込み開始は4月16日(予定)です。会場、日時は例年通りです。
詳しくは後日ご連絡いたします。

 

2005.3.17