宣長十講のお知らせ

「安永年間の宣長」第8講目を、
1月15日(土)2時から開催します。
今月のテーマは、「花を待つ心」で、
講師は、『新吉野紀行−吉野路七十二景−』著者
桐井雅行先生です

宣長は、父が吉野水分神社に祈願して授かった子どもです。
13歳の時にお礼参りをして、安永元年43歳の時には、花見を兼ねて吉野を訪れ再び社頭に額ずいています。
吉野山といえば桜。
宣長の桜好きは有名ですが、果たして水分の神の申し子だということと関係があるのでしょうか。
その理由はともかくも、確実なことは小林秀雄も言うように、四十を過ぎてから桜を見る目が変わったという事実です。桜の美しさを知るほどに、花を待つ心も切実なものとなっていきました。

お正月からの寒波の到来で、春の待たれる今日この頃、
宣長と同じ気持ちで、桐井さんのお話を聞いてみてください。

講師の桐井さんは、吉野山一の案内人です。
吉野山に住み、
吉野に関する古典籍や近現代作品まであまねく博捜し、
『吉野路』を編み、
三部作『吉野山と太平記』、『憧憬・古代史の吉野』、『吉野山桜物語』を執筆、編集。

また、吉野を訪れる内外の要人を案内されています。
今回の発表では、
宣長が吉野山を詠じた歌を全部集めた28ページに及ぶ資料を準備して頂きました。
『吉野山桜物語』と共に、宣長と桜、また吉野を語る上での基礎資料となるでしょう。
当日限定配布となります。

会場は松阪市松阪公民館(旧名称・松阪市立中央公民館)3階、
参加申し込みは不要です。
たくさんの聴講をお待ちしております。

2005.1.10