2,「鬼に金棒図」 1幅 鹿子木不倒(孟郎)画。大正3年1月作。
3,「渡唐天神図」 1幅 伝 雪江筆。 画題は、菅原道真が中国(宋)に渡り径山無準仏鑑禅師にまみえ参禅したという伝説に基づく。 頭には仙冠をかぶり、道服を着て梅の花を持つ。
4,「竹 図」 1幅 愚園賛・月僊画。 月僊(1741〜1809)は、伊勢寂照寺の僧で画家。多くの作品を残し、寺院復興などにも功績があった。 賛「消々漠々宜月宜雨虚心峻節君子斯矩 愚園題(落款)(落款)」。 署名「月?(落款)(落款)」。 本来は双幅で、もう一幅は、梅の図で殿村安守賛である。
5,「餅舎好水指」 1口 松阪の豪商・長谷川可同は餅に関する蒐集をして「餅舎(モチノヤ)」を屋敷内に構え展示をした。 その可同の追善に作られた水指(但し箱書には「菓子器」とある)。 臼の形で蓋のつまみは杵型となっている。
2007.12.20