鈴屋遺蹟保存会の庭園など本居宣長記念館周辺は、
銀杏と紅葉の絨毯に敷き詰められています。
記念館のホームページを見ていただいた方からのお便りの中に、
「一本の木に成るギンナンはある日の1日に一斉に受精します」
とありました。
今年も多くの方がギンナンを拾いをしておられましたが、
あのたくさんの実が一斉に、と言うのは驚きです。
銀杏は生きた化石だそうです。
古書の間に挟まれた、百年以上経過した銀杏の葉を、
日常的に目にし、ちょいとつまんで、ポイとゴミ箱に棄てていますが、
考えてみれば、まことに不思議な存在です。
庭園は冬ごもりですが、
展示室では12月16日から「宣長と源氏物語」展が開催されます。
たくさんのご来場をお待ちしております。 |