秋の企画展
「『玉勝間』作られた混沌〈カオス〉」

会期 9月13日(火)〜12月4日(日)

 今回の展示では、宣長の代表作の一つ『玉勝間』にスポットを当てます。
 集約する知、例えばいろいろな物への関心が『古事記』と言う一点に集まった時、 それは『古事記伝』となるし、 また『源氏物語』に集中すると『源氏物語玉の小櫛』となります。反対に、関心を拡散するままに記録したのが『玉勝間』です。しかも、ただ漫然と記録するだけでなく、ここが実に宣長らしいところですが、「雑然」が作られているのです。
「作られた混沌」と言うサブタイトルの由縁です。
 18世紀、この松阪を舞台に宣長の知がどのような広がりを見せるのか、 ぜひご覧下さい。

 主な展示品は、素材となったノートや草稿本、また同書に登場する人や本、アルファベット図、関連する「長崎の図」、「本居宣長七十二歳像」などです。
 
 今回の展示では、新たに本居家より寄贈、寄託いただいた資料11点も公開します。
 新発見の母勝の葬儀記録。江戸時代の松坂の基礎資料となる『松坂風俗記』、また懐紙や色紙は、一般の目にまったく触れたことのない本居家秘蔵品です。これが宣長の字ですというお手本のような筆跡の数々をご覧下さい。
 こちらは期間限定(9月13日〜10月10日)となります。

 展示説明会は、第三土曜日(9月17日・10月15日・11月19日)午前11時から開きます。参加費無料。申し込みは不要です。ぜひご参加下さい。


>> 詳しくは「展示・催し物」をご覧下さい

2005.9.6