宣長の不思議   

10、大作!「古事記伝」

宣長が世に押し出したのは「源氏物語」だけではありません。
宣長は「古事記」にも、再び光をあてました。
「古事記」の注釈書である「古事記伝」。この本を仕上げるために、宣長は、様々な分野の研究をしました。
「源氏物語」そして和歌から見いだした「もののあはれ」論、「古事記」の校合に、「天地」の読み方について、さらには日本という国号のことまでも。
今でも「古事記」研究の第一級資料である「古事記伝」。こうした研究の努力が「古事記伝」44冊へとつながっていったのです。


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