展示品解説

◇壁面展示・◎国重文・○県有形・☆初出品

5,活躍期の宣長
 真淵没後、学問的な自立と六十代の活躍期。自画自賛像など展示。
25,◎◇「県居大人之霊位」1幅 
 宣長書。県居(アガタイ)は賀茂真淵の号。大人(ウシ)は先生の意味。『文物類纂 一』に「料紙唐紙、表装、箱書殿村安守 県居大人之霊位ト自ラ謹書シ祭祀ノ際用ヰラレシソ(天明元年十月大人十三年祭ヲ行ハレシ際ノ筆カ)」とある。

>>「県居大人之霊位」
>>「床の間の掛け軸」
26,◇「鈴屋円居の図」1幅   
 明和年間の宣長とその仲間を描く。宣長が十徳、戒言が墨染衣以外は狩衣に烏帽子姿で、正月の歌会の風景か。向かって右から村坂高行、長谷川常雄、稲懸茂穂(大平)、竹内元之、戒言、世古中行、須賀直見、宣長、稲懸棟隆。上に彼らの歌を記す。

>>「鈴屋円居の図」
27,◇「懐紙書様手本」1幅  【田中繁三コレクション】
 明和年間の宣長とその仲間を描く。宣長が十徳、戒言が墨染衣以外は狩衣に烏帽子姿で、正月の歌会の風景か。向かって右から村坂高行、長谷川常雄、稲懸茂穂(大平)、竹内元之、戒言、世古中行、須賀直見、宣長、稲懸棟隆。上に彼らの歌を記す。

>>「懐紙の書き方」
28,◎◇「本居宣長六十一歳自画自賛像」1幅  

>>「徹底分析・本居宣長六十一歳自画自賛像」
28-2,◎『古事記伝』巻36
 正確な筆跡は内容を表す。本書は、宣長の執筆した『古事記』注釈書。35年の歳月をかけ、寛政10年(1798・69歳)全巻終業。展示は巻36、仁徳天皇の太后が豊楽のために御綱柏を紀伊国に採りに行き帰ったところ天皇の浮気が発覚した条。
29,◇「鈴屋衣」(レプリカ)1着  【金子重夫氏寄贈】
 宣長独自の衣裳。四十四歳像や六十一歳像で着す。文献上の初出は35歳の5月。晩年まで着用。但し歌会や講釈等で着用し普段着ではない。材質は黒縮緬で沙綾形の地紋。裏地はない。ひこには鼠色で唐草模様のある縮緬を使い襞がある。いわゆる居士衣の類。金子氏が宣長没後200年を記念し、復元制作、寄贈して頂いたものである。

>>「鈴屋衣」
30,◎◇「和歌山城内講釈の図」1幅
 宣長筆。下段の歌は、寛政6年(1794)の和歌山での御前講義を無事に終えた宣長が、帰郷後に自宅で慶賀の歌会を開いた時のもの。「講筵の図」は、同11年2月17日に和歌山城大奥御対面所での初のお目見得と『源氏物語』紅葉賀巻進講の様子を描く。

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