展示品解説

◇壁面展示・◎国重文・○県有形・☆初出品

4,医者宣長
19,◎『済世録』(サイセイロク)10冊
 第6冊。天明3卯年8月5・6日9人の患者名。治療終了(中段に○印)は森田他2名。初診(名前の上に○印)は布や九兵衛。病名は虫歯。三セイ(三正)を調合。7日は横地や三右衛門所に見廻り(往診)。他に3名を診る。全38冊の内10冊存。
20,「薬箱」
21,「薬の広告」
 宣長が調合販売していた「小児胎毒丸」「家伝あめぐすり」の包紙で、宣長により効能書きと宣伝を書く。例えば、「家伝あめぐすり」には「この薬、少しばかり用いて即効見えがたき事もあるべく候へ共、漸々に補益の功有りて、長く是を用うれば自然に其の功大なり」。これらは、宣長没後も販売されて本居家の家計を助けた。
22,◎『本草摘要』1     
23,『諸疾目録・回春病門次第』
   
(ショシツモクロク・カイシュンビョウモンシダイ)1冊
 味岡三伯、宣長筆。「回春病門次第」の目次が「諸疾目録」。「味岡三伯発明」とある。治療には病気の原因、病名、症状を知ることが大事と説き、風邪で鼻が詰まるのは「鼻病」とは言わないとか、普通は髪やひげについては治療外であるなど具体的に各病気の症状などを解説。
24,「調剤用匙」

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