二月の宣長

◇ 2月

 
2月、きさらぎ。
 松坂は初午祭りで心浮き立つ季節だ。中旬を過ぎると春の気配が感じられる。桃の花見も楽しみだ。


◇ 時候の言葉(寛政10年書簡)
「如仰此間は春色相催申候節」(2月18日付・沢真風宛)
「漸春暖相成候節」(2月25日付・千家俊信宛)


◇ 3つの大きな出来事
  1. 宝暦8年(29歳)2月11日、「嶺松院歌会」に初めて歌を出す。
  2. 宝暦12年2月、自撰歌集『石上集』巻1出来る。『冠辞考』購入する。
  3. 安永7年(49歳)2月30日、『馭戎慨言』の浄書出来る。

◇ 2月の歌

雪きえて 四五百の森の 下草も 
      若葉つむまで 春めきにけり
                  (宝暦11年・32歳)
    春雨夜静
軒くらき 春の雨夜の あまそそぎ 
      あまたも落ちぬ 音のさびしさ
                  (安永8年・50歳)

【関連項目】 「四五百の森」


【もっと知りたい】

◇ 嶺松院会に初めて名前が出る。
◇ 古代探求開始 ◇ 『馭戎慨言』
◇ はつむま ◇ 香良洲へ参詣・江戸の火事


毎月の宣長さん