出雲大社の由来は『古事記』、『日本書紀』、また『延喜式』の「出雲国造神賀詞」に書かれている。特に『日本書紀』国譲り神話異伝(第9段1書第2)には詳しい。それによれば、国造りを終えた大国主命に代償として、社が高く太い、床板を広く厚くした宮を造営すること、さらに天穂日命(出雲国造の祖)に依る祭祀で承認させたとある。だから立派に造ることが出来たと考えられている。
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