midashi_o.gif 鈴屋翁(スズノヤノオジ)

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 宣長の号。画賛など認物で、当該作品が「俗」であるものに使用される署名。わかりやすく言うと、絵が土佐派や狩野派の伝統的な技法、画題では「宣長」だが、例えば「三番叟図」(曽和温山画)や「女と武者人形図」(月岡雪斎画・『落葉の錦』収載)、「遊女図」等、画題が庶民的で、しかも浮世絵などにはこちらを使用する。また、俳諧師・一無庵の依頼で「一無庵」という扁額を書いた時にも使用。和歌は雅で俳諧は俗だからだ。「鈴屋主人」も同じ意識であろう。

「女と武者人形図」

「女と武者人形図」
月岡雪斎画
「三番叟図」

「三番叟」曽和温山画
市史編纂室所蔵写真
「女と武者人形図」賛部分

「女と武者人形図」賛部分


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(C) 本居宣長記念館


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