鈴屋円居の図部分 本居宣長記念館
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明和元年250年記念
秋の企画展 こえの国、神の国 ―明和の宣長―

 
 宣長35歳から43歳までの明和年間(1764〜1772)にスポットを当てます。
 この9年間は、宣長にとってとても重要な時期です。まず『古事記伝』の執筆に着手します。子供も生まれます。師の賀茂真淵、また母が死去します。新しい出会いもありました。吉野、飛鳥への旅行もこの時期です。周辺では伊勢神宮へのおかげ参りも起こりました。このような中を、信じられないほどの行動力で宣長は駆け抜けていきます。
 自らの世界を広げ、成長していく宣長は、「日本」をどのように考えたのでしょう。
 9年間の出来事を充実の史料でたどり、やがて『古事記伝』へと繋がっていく、宣長の思考と「もの学び」をご案内します。

会  期 : 2014年9月9日(火)〜 12月7日(日)
午前9時〜午後4時30分
会   場 : 本居宣長記念館展示室
入 館 料 :
大人400円 大学生等300円 子供(小学校4年〜高校生)200円
 ≪団体料金(30名以上)≫
 大人300円 大学生等200円 子供100円
休 館 日 : 月曜日(祝日の場合は翌日)
問い合わせ先: 本居宣長記念館 0598-21-0312



◇  展示品総数   


  91種150点  ※国重文60点 新規寄贈品1点  (変更あり)



◇  主な展示品   


  「万国図」
    ※江戸時代の世界地図では、日本はこんなにも歪。
     これが当時の理解度だ。
  『直霊』 宣長筆(国重文)
    ※我が国は神の国、こえの国だ!日本について、宣長の見解。
  『古事記雑考』(国重文)
    ※宣長の『古事記』研究は、このノートの作成から始まった。
 ☆「六歌仙の図」(新規収蔵品) 
    ※宣長と松坂の門人たちが探究していたのは、彼らの世界だ。  

 「本居宣長像」松阪万古(中村厚子氏寄贈)

六歌仙像


 「鈴屋衣」
    ※自画像でも有名な鈴屋衣は、宣長35歳のときにはすでに
     着用していました。
 「日記」(国重文)
    ※明和は不思議なことも起こります。不可思議な赤い光を見た宣長。

木下逸雲「秋山初霽図」

展示中の一品、逸品をご紹介します。

雨上がりの秋の山を描いた、とても気持ちのよい画です。
「霽」は、訓ははれるで、音はセイ、サイ。雨が止むの意味。
署名「秋山初霽、丁亥三月念三日写、於東都 長崎逸雲(落款)」とあり、 文政10年(1827)3月23日、江戸において描かれたことが分かります。
逸雲(1799〜1866)は長崎の人です。石崎融思に画を習い、
日高鉄翁、三浦悟門と並ぶ長崎文人画の三大家で、弟子には富岡鉄斎もいます。
流派は、沈南蘋派。
名は相宰、字は公宰、通称は志雅之助。号は逸雲の他に物々子、養竹山人、如螺山人と名乗りました。
花の画や山水図を得意としたそうです。
生まれた年や制作年からもわかるように宣長との接点はありませんが、
先生の石崎融思は、
寛政12年(1800)正月3日に、宣長のところを訪ねています。
この作品は、小津茂右衛門コレクションのひとつです。
私の見立てでは、名作です。

木下逸雲「秋山初霽図」

木下逸雲「秋山初霽図」

 

◇  展示説明会 


    9月20日(土)、10月18日(土)、11月15日 

   いずれも午前11時から(無料)





 

 

 

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