◇ 展示品総数

80種113点 ※国重文37点 (変更あり)
◇
主な展示品

『古事記伝』再稿本
〔精確で美しい筆跡をごらん下さい〕
「本居宣長七十二歳像」(鴨川井特画)
〔18世紀の手法で描かれた宣長像〕
「和合神」
〔このパワーが18世紀と言う時代です〕
「牛の図」(伝曽我蕭白)
「桜の図画賛」
〔伝統的な大和絵、学問では時代の最先端の宣長ですが
絵の好みは伝統重視です〕
『日本書紀』
〔古事記再発見で少し影が薄くなりましたが、
宣長はしっかり読んでいます〕
『古事記』下巻〔宣長の書き入れがどっさり入っています〕
「春思」(堀景山書) 『春秋左氏伝』(宣長手沢本) 「地球一覧図」
【初出品】
「桜の図画賛」「和合神」
◇
展示説明会

3月17日(土)・5月19日(土)・6月16日(土)
時間 11:00〜12:00 参加費無料
会場 本居宣長記念館展示室
◇
展示早わかり

ことしは、『古事記』が出来て1300年。
〔日本の出発点〕
672年には壬申の乱が起こり大海人皇子(天武天皇)が勝利し、
国造りが急ピッチで進みます。伊勢の神宮の式年遷宮が始まったのも、 国名「日本」が定まったのもこの頃です。
701年には「大宝律令」が制定され、710年平城京遷都。
そして、712年『古事記』編さん、
720年には『日本書紀』編さん。752年東大寺大仏開眼と、歴史は流れていきます。
今回の展示は、
『古事記』を再発見した本居宣長が生きた18世紀がテーマです。
|