鈴屋円居の図部分 本居宣長記念館
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期間 2006年3月28日(火)〜 2006年6月25日(日)
【休館日】月曜・年末年始(12月29日〜1月3日)
【入館料】大人300円・小学4年から高校生100円。団体割引有り。


◇ 展示の趣旨  


春は「伊勢参り」の季節です。
松坂の地にも、多くの参宮客がやってきました。
今回の展示では、当時の参宮の賑わいをご覧いただき、
また、宣長・春庭と伊勢人との交流を中心に展示します。是非ご覧下さい。



伊勢神宮にお参りする「伊勢参宮」という言葉を聞けば、
春を連想する方は多いと思います。実際、「伊勢参り」という言葉は、
江戸時代から現代まで俳句の春の季語であるように、
うららかな春は参宮のもっとも盛んな季節でした。
たとえば、多くの村々では、この頃に伊勢講などで参拝が行われもしました。
宣長が暮らす松坂の地は、参宮街道筋であるため、多くの参宮客が往来し、
彼の師・賀茂真淵が松坂に来たのも、参宮の途中でした。
このように、松坂が伊勢神宮やその門前町宇治・山田に近接し、
多くの人や物、さらには情報などが行き交うため当時の松坂と伊勢との交流は非常に盛んでした。

宣長にとっても、伊勢の地は関わり深い地の一つでした。
彼自身の直接の関わりは、青年期に伊勢神宮外宮の門前町である山田の妙見町にあった紙商・今井田家の養子になったことにはじまり、
その後は、中川経雅や荒木田久老、菊屋末偶・蓬莱尚賢などに代表される伊勢の人々との学問的な交流が主となって関係深くなっていきます。
特にこの地には、林崎文庫や豊宮崎文庫などの研究機関が多くあるため、
もともと学問研究が盛んな土地柄でした。

さらに、宣長の学問を通じた人的な繋がりは後の春庭・大平の時代になっても、 継続・拡大し、それにつれ伊勢の地にも本居学派の国学が受容されていきます。
そのため、伊勢の地は、単に参宮客を受け入れた一大観光都市という意味合いだけでなく、国学の形成と発展、さらには普及にとって欠かすことのできない 学問的な文化都市という側面も持っており、宣長の学問にも非常に大きな恩恵を与えていました。
今回の企画展では、宣長を初めとした本居家と伊勢人との関わりを示す資料を中心に展示し、文化面などを通じて伊勢と松坂における交流の一端をご紹介致しますので、是非ご覧下さい。


◇ 主要な展示資料(一部)     ☆初出品 ◎個人蔵  


「前山の花見の歌」 (本居大平筆)・ 「伊勢二宮さき竹の弁」(宣長著)・
「美濃婚儀録」(宣長筆)・ 「別本家の昔物語」(宣長筆)・
「一万度御祓大麻」(藤本八郎大夫銘)・ 「授業門人姓名録」(宣長編)・
「二所太神宮神宝図」(宣長筆写)・ 「伊勢参宮案内記」(版本)・
「今井田日記」(宣長筆)・ 「伊勢両宮の図」(宣長筆)・
「宗安寺法幢添削詠草」(宣長詠 法幢添削)・
「おかげ参りの図」(五百枝 本居有郷賛)・
「兎の幡」(小津茂右衛門コレクション)・
「松坂美人お蔭参り図」(小津茂右衛門コレクション)・
「富松の歌」(荒木田久老詠 田中繁三コレクション)・
「勢州山田宇治町在図」(☆・◎ 度会並彦・同彦忠筆の転写)・
「玉勝間」(宣長著)・
「御師邸内図」(川口呉川模写 小津茂右衛門コレクション)・
「新出宣長書簡」
 (☆・◎ 安田広治・藤本五郎右衛門宛 小川三左衛門宗徳旧蔵)・
「寛政遷宮物語」(☆・◎ 荒木田末偶著 宣長序 杉村光基旧蔵版本)・
「旅行願書」(宣長筆)・
「管笠日記」(☆・◎ 宣長著 小川宗徳旧蔵安田広治自筆写本)・
「五百代集」(☆・◎ 安田広治自筆歌集 小川宗徳旧蔵本)・
「おかけもうての日記」(☆・◎ 稲掛茂穂著 小川宗徳旧蔵本)・
「大淀名勝誌」(安田広治校訂本の小川宗徳筆写本)・
「神の御蔭の日記」(☆・◎ 藤井高尚著 小川宗徳旧蔵版本)・
「外宮神領目録」(安田広治自筆写本)など

 展示点数 86種。  

※特に、山田における宣長三女能登と結婚したことで知られた宣長門人・
 安田伝大夫広治やその親戚藤本五郎右衛門宛の新出宣長書簡や新発見の
 安田広治自筆の歌集『五百代集』(いほしろしゅう)などの伊勢の国学
 関係の未公開資料を展示します。ご期待下さい。


 

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